QUALITY クオリティ

見えない部分にも細心の施工を施した頑強な基本構造。見えない部分にも細心の施工を施した頑強な基本構造。

強固な基礎構造

『ファミリアーレ茶屋ヶ坂』では、詳細な敷地・地盤調査を行い、その結果「杭基礎工法」を採用しました。地下約29~33mの支持層となる強固な地盤に杭は建物本体の重さを深度30m付近のN値がほぼ50以上の強固な支持地盤に伝える重要な役割を持ち、建物をしっかりと確実に支持しています。

耐震性・快適性を追求した床、壁の構造。

床スラブや妻壁、戸境壁は、コンクリート内に鉄筋を二重に組み上げるダブル配筋とし、高い構造強度を発揮。さらにコンクリートのひび割れに配慮し、誘発目地や耐震スリットも採用しました。床スラブ厚は約250mmを確保。遮音性に配慮した床材を使用し、遮音性能基準をΔLL(I)-4等級としました。また各住戸を仕切る戸境壁のコンクリート厚を約200mmとし、耐久性・断熱性、さらに隣住戸の生活音にも配慮しました。

遮音性・断熱性に配慮した戸境壁

遮音性と断熱性を保つために住戸の壁は、建築基準法(120mm)を大きく上回る200mmの厚みを確保しています。また、最上階扱い住戸(箇所)の戸境壁にはコンクリートに木軸または軽量鉄骨を立てプラスターボード9.5mm貼りの上にビニールクロスを施工しています。

高い遮音性の床構造

上下階の遮音性を高める為に、コンクリートスラブ厚は200mm程度が必要とされています。そこで『ファミリアーレ茶屋ヶ坂』では、250mm(等価スラブ厚※ 233mm)のスラブ厚を確保し、更に床フローリングには遮音性能L-45等級を採用しています。

※ボイドスラブ工法を採用した場合は、純粋な床スラブ厚を出す為に等価スラブを算出します。

強度を高めたダブル配筋

外壁、戸境壁の主要コンクリート部の鉄筋を二重の格子状に組み上げるダブル配筋を採用。開口部には補強を施し、壁の強度と耐久性を高めています。

耐震性に考慮した帯筋

コンクリート柱の内部には、縦に何本も組まれた主筋と、その周囲にベルトのように巻き付いて主筋の変形を防ぐ帯筋があります。コンクリートとの付着をよくするために、表面にリブや節などの突起をつけた異形鉄筋を用いて、優れた補強効果で耐震性を向上させる「溶接閉鎖型筋」を採用。鉄筋内部の帯筋を一組ずつ溶接により接合させ、強い拘束力を発揮します。また、主筋をガス圧接する際には、圧接技量資格証明書を確認の上、作業実施しています。

耐震スリット

耐震スリットとは、建物の柱が地震の発生と共に、せん断破壊されるのを防止する為のものです。「スリット材」と呼ばれる建築部材をコンクリート壁の中に埋設することにより、地震による揺れや歪みを吸収し、柱への負担を軽減してくれます。『ファミリアーレ茶屋ヶ坂』では、柱と壁さらに、床と壁にも完全耐震スリットを設けることで、構造骨組みに及ぼす影響をより軽減できるよう設計されています。

柱・梁のかぶり厚

「かぶり厚」とは、鉄筋を覆うコンクリートの厚さのことです。このかぶり厚が、鉄筋とコンクリートの弱点をプラスに変える大きな役目を担っています。そこで『ファミリアーレ茶屋ヶ坂』では、国土交通省大臣官房官庁営繕部監修の公共建築工事標準仕様書 に定められた基準値を遵守し、コンクリートのひび割れによる鉄筋の錆びに対する耐久性の向上に心がけています。

ボイドスラブ工法

従来の天井に張り出していた小梁の出っ張りをなくした「ボイドスラブ工法」を採用。従来のスラブに比べ、剛性・強度に優れており、耐震性や遮音性を向上させ、快適な住空間を実現しています。

コンクリートの品質

コンクリートは、JIS表示認定工場のものを使用しています。施工する直前に、現地にて「フレッシュコンクリート試験」を行い、その後同コンクリートの「圧縮強度試験」を第三者機関にて実施し、徹底した品質管理を行っています。また、コンクリートの強度は、セメント量に対して加える水の比率=水セメント比によって左右されます。国土交通省大臣官房官庁営繕部監修の公共建築工事標準仕様書によると、水セメント比は65%までと規定されています。そこで、主たる建物の構造躯体の水セメント比を50%以下に抑え、収縮によるひび割れの抑制及び耐久性の向上に努めています。

防音サッシ(T-2等級)

遮音性の高い防音サッシT-2等級(物音を約30dbカット)を採用。外部からの騒音をやわらげ、また室内の生活音を漏れにくくすることで遮音やプライバシーに配慮しています。

ひび割れが生じにくい誘発目地

外壁のひび割れを防ぐために、外壁の要所に誘発目地を設けています。誘発目地を設けて外壁の伸縮を吸収することにより、その他の部分でひび割れを生じにくくしています。

遮音性に配慮した水回り配管

住戸内のパイプスペースの遮音対策として、居室に面するパイプスペース壁はプラスターボードを2重貼りとしています。さらに排水竪管を吸音材で包んだ上に遮音シートを巻き、遮音性に配慮しています。

開口部補強

窓などの開口部の四隅は、地震の際に力が集中しやすく、他に比べてひび割れが発生しやすい部分になっています。そこで、四隅の斜め方向に補強筋を施工し、ひび割れ対策を図っています。

24時間換気システム

窓を開けなくても室内に新鮮な空気を取り入れることが可能。常時、微風量で運転することでリビングや居室の換気口から外気を取り入れ、室内の空気が循環するようになっています。

二重天井

住戸内の天井は二重天井を採用。配線ルートを確保しやすく、入居後のリフォームも容易にします。また、天井高さは約2.45mを確保。解放感ある居住空間を実現しました。

断熱処理

屋外に面する外壁および外壁から内側約600mm内の天井には、折返し断熱を施工しています。室内の断熱性が高まるので、冷暖房を効率的に利用できます。また、不快な結露を抑えるメリットもあります。

アウトポール設計

室内に柱のでっぱりが出ないアウトポール設計を採用。家具の配置がしやすく、お部屋をより広く使うことができます。

高い耐久性を維持するコンクリート

躯体のコンクリートには、日本建築学会「建築工事標準仕様書」により定められている大規模補修不要予定期間として約65年、供用限界期間として約100年を目指した「耐久設計基準強度」(建物とその建物の計画供用期間に応じた耐久性を確保する為に必要なコンクリート圧縮強度)の概念を導入し、最低基準強度を27N/m㎡と定め、さらに3N/m㎡を加えた30N/m㎡※を品質基準強度(建物とその建物の部材に要求される品質を得る為に必要なコンクリートの圧縮強度)としています。

※この数値はコンクリートの耐久性を示す理論値で、マンションのメンテナンスが 100年不要ということではありません。

住宅瑕疵担保責任保険「ハウスプラスすまい保険」

『ファミリアーレ茶屋ヶ坂』では、ハウスプラス住宅保証が提供する住宅瑕疵担保責任保険「ハウスプラスすまい保険」の加入申し込みをしています。「住宅瑕疵担保履行法」に基づき、10年間の瑕疵担保責任を履行するための資力確保措置(保険加入等)が義務づけられており、この保険適用のために、建築中には設計施工基準に適合していることを確保するための現場検査を実施した上で施工しています。

※掲載の写真は、弊社施工例およびメーカー写真につき、実際とは異なる場合があります。モデルルームにはオプションを含んでおり、家具・インテリア小物等は販売価格に含まれておりません。予めご了承ください。

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